こんな写真×詠んでみた

2013年7月突如出会った新しい芸術表現。 写真と俳句をコラボさせた 「フォト×俳句」 どちらも全くゼロからのスタートです。 作品作成のプロセスや結果を徒然なるままに・・・

カテゴリ: > ライチョウ

ゆくはるやいっぷいっぷにあっぷっぷ
立山自然保護センターのビデオによると。
ライチョウは一夫一婦制らしい。
「へ~っ」って、流れる音声案内を聞くともなく聞いていた。

ライチョウ (1 - 1)-3

そして、この二羽が今年最初に確認されたカップルらしい。
つまり「公認の仲」(笑)
鳥の写真も単独で撮るのもありだけど、こうしてペアで撮すとまた違うテイストになる。
それにしても、オスだけが足輪をはめられているのは何故だろう?
メスには足輪が無かったんだよね~

ライチョウ (1 - 1)-6
 
こうやって並べるとオスの肉冠(とさか)の赤は目立つな。
自然界の色合いってのは、ほんと美しいものだ。

ライチョウ (1 - 1)-17
 
立山のライチョウは、朝のうちはお散歩したり活発に動くけど。
お昼近くなってくると、こんな感じでハイマツの影に隠れて動かなくなってしまう。
どこにいるかを知っていれば発見は簡単だけど。
後から来た場合は、この状態を探りあてるのは結構難しいかも。


[作品自解]
今月の俳句界についてきた「俳句界新聞」に「意味」か「調べ」かという記事があった。
芭蕉が俳句に関してのアドバイスをした時の事が書かれている。
それによると、極端な事を言えば文法や意味よりも調べを優先するのが韻文だと結ばれている。

という記事に感化されての一句(笑)


[作品写真データ]
モデル:ライチョウ
カメラ:Panasonic DMC-GX8
レンズ:LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4-6.3 
シャッター速度:1/4000
F値:4.5
ISO:200
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
Lightroom CC2015 for Mac



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としうえのわたしのこととはるのゆめ
ライチョウのメス ↑ です。
話しによると、今回撮影したライチョウは今年最初に出来たカップルとの事。
そして、メスが年上だと聞きました。
年の差はどの位あるのか聞きそびれましたが、本人達はその辺りをどう思っているのでしょう?

ライチョウ (1 - 1)-12
 
メスの方がどちらかと言えばおとなしかったような気がします。
まぁ、どうしてもそういう見方をしてしまうのかも知れないけどね(笑)
雪の中に穴を掘ってじっとしている ↑ この感じでいるのが結構長かったような。

雷鳥 (1 - 1)
 
この羽って、完全に水を弾くんだろうな。
などとくだらない事を考えたりして(笑)
顔の表情はとにかく、メスの方が穏やかで優しい感じ。
鳥って、基本的にメスの方が地味なんだけで、こういう清楚な感じは好きだなぁ。

ライチョウ (1 - 1)-7

目の上のアイラインが美しい。
これって見える時と見えない時があるんだけど。
両方を撮影することが出来てラッキーでした。

年上の彼女とか、女房とか。
どうなんでしょうね?
ともかく美しい個体だったような(笑)


[作品自解]
彼女に語ってもらいました。
う~む。これは深い。
これを聞いて彼はどう反応するんだろうというのが、この句の狙い(笑)


[作品写真データ]
モデル:ライチョウ・メス
カメラ:Panasonic DMC-GX8
レンズ:LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4-6.3 
シャッター速度:1/2000
F値:5.6
ISO:200
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
Lightroom CC2015 for Mac



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ゆきどけのおれのゆうしをしかととれ
「ライチョウ」は夏の季語。
冬のライチョウの姿はこの写真のように全身が白くなっている。
そもそも生息地帯が2000メートルから3000メートルの高山地帯に限られているため厳冬期に一般の人が白いライチョウを見るのはほぼ不可能。
こうして雪解けを迎える今がギリギリで白いライチョウに会える時期である。

6
 
こんな感じで ↑ 遠くにいるライチョウを必死で撮るのものだとばかり思っていた。
まぁ最近はハヤブサばかり撮っているから余計思い込みがあったのかも(笑)
ところがところが、ライチョウって全然人間を怖がらないのである。
なので、かなりの至近距離から撮る事が出来る。

7
 
さぁ撮れ!的な(笑)
ってか、こっちに寄ってくるし。
逃げるなんて事はまずしない。
自分の都合で自分の好きな所に移動しているだけである。
なので800㎜相当とかのレンズを持ち込んでしまうと撮影困難だったりもする。
普通にiPhoneで撮っている人もいるくらいだからね。

ライチョウMAX (1 - 1)


これでどうだ!って感じでしょ。
この日は、なんだかんだで1200カットほど撮したのですよ。
やっぱり初めて見る鳥の場合は証拠写真というかなんというか。
取り残しては困るという思いがあるから連写しまくり(笑)
あとで消す作業が大変。

ただですねぇ・・・今回の写真は自分的にはイマイチというか致命的な欠点があるのです。
キャッチアイになっていない(泣)
陽射しがなかったり逆光だったり。
色々角度を変えて撮っていたはずなんだけど、結果キャッチアイの作品は10枚程度。
ポートレートと違ってストロボ使う事も出来ないしね。
なかなか鳥撮りは奥が深い。

[作品自解]
実はこの日は自分が一番にこのライチョウを撮影し始めたのです。
視界がほとんど無かったのに、急に現れてくれて。
バシャバシャと撮ってたら段々カメラマンが増えてきて最後はモデル撮影会場みたいになったの。
彼は俺に撮れって言ってんだよなぁ・・・という作品(笑)


[作品写真データ]
モデル:ライチョウ
カメラ:Panasonic DMC-GX8
レンズ:LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4-6.3 
シャッター速度:1/2500
F値:5.8
ISO:200
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
Lightroom CC2015 for Mac




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