こんな写真×詠んでみた

2013年7月突如出会った新しい芸術表現。 写真と俳句をコラボさせた 「フォト×俳句」 どちらも全くゼロからのスタートです。 作品作成のプロセスや結果を徒然なるままに・・・

カテゴリ: > キビタキ

のあそびのたびにきになるこえをきき
春の季語と夏鳥の組み合わせの「フォト×俳句」。
何となく違和感が(笑)
キビタキって夏鳥の代表みたいなもんだからねぇ。
なんかキビタキの姿を見て声を聞くと夏が来たんだなぁ・・・ってなる。

25キビタキ (1 - 1)

やっぱり声って大事だな。
自分の中での優先順位で声って結構順位が高いような。
声を聞くと場面を思い出したり、声で感じたり。

25キビタキ (1 - 1)-3

何はともあれ、キビタキの存在を確認出来て。
あっという間に一年が過ぎた事を知る。
鳥の姿で時間の変化を感じる事が出来るのはバーダーの特権だな。

25キビタキ (1 - 1)-4

 
もっと声を聞かせて。
君の本当の声を聞かせて。
もっともっと大きな声で、激しく・・・


キビタキとかオオルリとかミソサザイとか。
背格好は小さいけど大きくて小気味よい声を聞かせてくれる鳥が好き。


[作品写真データ]
モデル: キビタキ
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
シャッター速度:1/250
F値:5.6
ISO:1600
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
トリミング有り
Lightroom CC2015 for Mac



 
 
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とうぼくをのりこえしさきやましたたる
「山滴る」という季語は是非使いたい。
大好きな山シリーズだ(笑)
その出典は北宋の画家郭熙の以下の言葉から来ているとか。
『春の山は笑ふが如く、夏の山は蒼翠として滴る如し。秋の山は粧ふが如く、冬の山は眠るが如し』 

夏の季語である「山滴」は、歳時記によっては載って無いものもあるし、多くは「夏の山」の傍題であったりもする。
それほど由緒正しい季語では無いのかもしれない(笑)

キビタキ (1 - 1)
 
写真の小鳥は夏鳥の代表選手のような「キビタキ」。
鳥見をする人達の中では人気の鳥の一つ。
とは言え、そこそこ数はいるようで、それほど頑張って撮らなくても良いかなとか(笑)

キビタキ (1 - 1)-4

諸々の条件が合った時だけシャッターを押しましょう。的な。
鳥見も数を重ねてくると、当初は証拠写真でもなんでもと撮していたものが変化してくる。
よりクオリティの高いものが欲しくなってくる。

キビタキ (1 - 1)-3

キビタキに限らずだけど。
とにかく天気が良くて光がふんだんにある午前中で、近い距離にいる鳥。
これがベストなんだろうなぁ(笑)

そして、あとは動きがあるものが欲しくなるのである。
ともあれ、「キビタキ」と季語の「山滴る」は良い取り合わせだろうな。
テキストと画像で季重なりではあるけれど(笑)

[作品自解]
森の中には結構大きな倒木があったりするのだけど。
その倒木が木道を壊して通行止めを作ったりする。
そしてこの句は、その倒木を超えた時に見えた景を詠んだもの。

[作品写真データ]
モデル:キビタキ
カメラ:Panasonic DMC-GX8
レンズ:LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4-6.3 
シャッター速度:1/640
F値:10
ISO:5000
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
EXテレコン ノートリ
Lightroom CC2015 for Mac

*Exifデータを見るとISO5000とあるのだけど、ホントかな?
その割にはしっかりと写っているように思えるのだけど。
この写真の日は雨が少し降ってたんだよね。


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とりのなをめもするだけのせいわかな
作品の鳥はキビタキのメス。
メスが姿を見せるのは珍しいらしい。
この写真も簡単に撮っているように見えるかも知れないけど。
実は這いつくばって撮ってたりして(笑)

コルリ・メス (1 - 1)-2

「清和」という季語にこのキビタキのメスの表情というか、出で立ちが妙にあっているような。
コルリ、オオルリ、キビタキこの辺りのメスはみんな似たような顔をしている。
三つ並べて答えろと言われたら多分判らないと思う。
見る機会が少ないというのもある。
華やかなオスにはどうしても目が行くし憶えやすい。

コルリ・メス (1 - 1)-3
 
バーダーというカテゴリーで括られる人達がいるのだけど。
鳥が好きなのか、カメラが好きなのか、写真が好きなのか。
それらを好きな自分が好きなのか(笑)

この時に出会った方はカメラを持たず双眼鏡で鳥を観察するだけ。
そして自分の観察した鳥の名前をポケットから取りだした小さなメモ帳に記していた。
ガツガツしたカメラを持った人達とは明らかにテイストが違っていた。
そして、誰よりも鳥を見つけるのが早かった。

お名前が分からないけど、これで清和(きよかず)とかだったりしたらビックリぽんだな(笑)


[作品自解]
ゆるやかに、おちつついて鳥見をしている人に驚き尊敬。
ガツガツと写真を撮るのも良いけど、そうで無いのもありなのかな。
自らの記憶の中にある映像だけで十分に満足しているのかな。
むしろ、その方が豊なのかな?
という一句。


[作品写真データ]
モデル:キビタキのメス
カメラ:Panasonic DMC-GX8
レンズ:LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4-6.3 
シャッター速度:1/250
F値:6.3
ISO:800
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
トリミングあり
Lightroom CC2015 for Mac



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キビタキ 菅平 (1 - 1)

キビタキの目に光りを入れて写すのに四苦八苦。
この ↑ 写真がどうにかアイキャッチありの唯一の作品。
結構近いところで写す事が出来たわりにはダメなんだよね。
ちょっと逆光気味だったのだけど、場所を移動した瞬間に逃げられてしまった。


 
最初はこんな感じで完全に目が塞がっている。
少しずつ距離を縮めながら撮影を続ける。


 
鳥って面白いのだけど、右を向いたり左を向いたり。
色々ポーズをつけてくれる。
さらに近づく。


 
これが一番近かったような気がするのだけど。
アイキャッチが無いんだよね〜(泣)

あちこちを動き回りながら鳥撮りをしているのでこうなる。
場所をここと決めて、鳥が来るのを待っていれば綺麗に写せるのだとも思う。
実際そういう方もいるわけで、三脚にセットしてずっと同じ所で待っていた。
 


どうも性格的に一箇所にじっとしていられないのでこうなるのも仕方無い。
しかし惜しいなぁ・・・
写真は光次第だよなぁ・・・ってしみじみ思ったりして。

 

キビタキ (1 - 1)-2

キビタキ 歳時記には掲載無し。
夏鳥がどんどん登場してくる。
これは嬉しいな。

実は前回もチラッとこのキビタキを見ている。
あまりに遠すぎて自分でも自信をもって認定出来なかった(笑)
写真はこんな感じ ↓ 遠い。


 
まぁ、とにかくキビタキの写真が撮れて良かった。

で、最初の写真だけど。
森に入って5分もしない所で出会った。
んっ?って見たら黄色かったので慌ててシャッターを押した。

場所を移動して写したかったけど、そんな余裕は無かった。
まだ、対象物を見つけてからファインダーに収めるまで時間がかかる。
この間に結構逃げられてしまうので練習が必要だ。

エナガやシジュウカラはいつでもいるから、絶えずこれらで練習していると良いかも知れない。

 

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