こんな写真×詠んでみた

2013年7月突如出会った新しい芸術表現。 写真と俳句をコラボさせた 「フォト×俳句」 どちらも全くゼロからのスタートです。 作品作成のプロセスや結果を徒然なるままに・・・

カテゴリ: フォト俳句を考える

はやおきをかげでささえるひるねかな
なんだかなぁ・・・(笑)
自分で言うのもなんですが、安易だよね。

この写真は早朝のカットなんですね。
なのでお花に滴が見えるはず。
その滴の写真表現だけで早起きしていることは言い足りているのかな?
そうすると上五の「早起きを」はまるまる不要という事かな?

そりゃそうと、このお花はなんという名前なんだろう?
花の名前を覚えたいと思って何年経つのやら・・・・


[作品写真データ]
モデル:?
カメラ:Panasonic DMC-GX8
レンズ:LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4-6.3 
シャッター速度:1/60
F値:8.0
ISO:320
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
トリミング無し
Lightroom CC2015 for Mac


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きたむきのあかずのとびらはるをまつ
「フォト×俳句」の醍醐味というか難しさでもある、写真と俳句の距離感。
ここを何となく感覚的には分かり始めているのだけど、言語化出来ずにグルグルしている。

多くのケースは吟行に行ったり、或いは散歩ついでに写真を撮して。
そこから、それに合わせた俳句を作るパターンが多いと思う。
先に俳句があって、それに合う写真をその後に撮影に出かけるというのは少ないはず。

プレバトで組長も時々その話はしているようだけど。
写真の中のものをただ説明しただけではつまらない。
わざわざ俳句と写真をセットにする必要が無いというわけだ。

この作品も先に写真があって、それを眺めながら色々と考えを巡らしている。
私の着眼点としては、
①陽射しの強さ
②錆びた扉
③青空とのコントラスト
だいたいこの3点に惹かれてシャッターを切っている。

春になれば、この重くて古い錆びた扉も開くのかな?
今日はたまたま良いお天気だけどこのくらいでは未だ扉は開かないんだろうな。
早く春になって欲しいな。

そんな事を考えながら十七音を探していく。


で、取りあえず、なんとなく俳句っぽくなったのだけど。
北向きの窓でこれだけ日が当たるのは不自然じゃね?
という写真に対する素朴な疑問が出てくる(笑)

出来れば、扉の向こう側を想像してそれを俳句にすると良いような・・・
それは例えば、中から春を待つ音楽が聞こえてくるとか。
写真には当然、音は入れ込みようが無いので音に関する情報を入れると少し写真から離れる。

えっと・・・
そうこう考えているうちに行き詰まってしまった(泣)
写真はとっても気に入っているので取りあえず、未完成品みたいな状態でアップしておこう。


[作品写真データ]
カメラ:Panasonic DMC-GX8
レンズ:LEICA NOCTICRON 42.5mm/F1.2
シャッター速度:1/1600

F値:3.5
ISO:200
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
Lightroom CC2015 for Mac






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そろそろぼうけんのたびやはるとなり
昨日から引き続き「句またがり」或いは「破調」について勉強中。
だいたい俳句に関しては(・・・ってか写真もだけど )判らない事だらけ。
何となく判ったつもりでいるけど、人に説明出来るところまで理解はしていない。

この作品の句の出来がどうこうは一旦おいて。
句またがりの観点で考える。
「そろそろ」「ぼうけんのたびや」「はるとなり」
これだと、四・八・五で足して十七。
これって無理やり十七にしようとして切れ字の「や」を入れているのだけど(笑)
「そろそろ」「ぼうけんのたび」「はるとなり」
こっちの、四・七・五の方が収まりが良いのかな?

四・七・五だと字足らずで「破調の句」になるのかな?
四・八・五だと、十七音で「句またがりの句」になるのか、それとも中八で困った句になるのかな?

なんだか全然判らなくなってきた。
誰かこういう事をマンツーマンで教えてくれる人いないかな・・・・(笑)

今の答えとしては、そんな事を考えないで基本の五・七・五を作れってところだろうな。
俳句に関しては守破離の「守」を30年くらい積み上げろって誰かが言ってたような。


[作品写真データ]
カメラ:Panasonic DMC-GX8
レンズ:LEICA NOCTICRON 42.5mm/F1.2
シャッター速度:1/320

F値:1.8
ISO:200
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
Lightroom CC2015 for Mac








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えきまえのきたかぜおことわりのみせ
「句またがり」という技(?)に妙に憧れる(笑)
どうやったら句またがりに出来るんだろう?と人が作った俳句を読みながら感心してたりして。

で・・・なんだかこちゃこちゃと頭の中で考えていたら。
こんな風な十七音が出来上がった。
おっ!句またがりじゃん。
と、指を折りながら自分で喜んだりして(笑)

句またがりの定義を書こうと思ったら手が止まった。
wiki だと「句またがりは、行末以外の場所で、句、節、文など統語上の単位を区切ること」
この説明だとなんだか分け解らないけど。
ようするに、五・七・五のどこかがまたがって意味をなしている俳句のこと。

この句ならば、「えきまえの」「きたかぜおこと」「わりのみせ」
これで「五」「七」「五」になるわけだけど。
「わりのみせ」というのは意味をなしていないわけで。
中七が下五にまたがっている。という事。

だからなんなんだ?と言われると困るのだが(笑)
何となく上級者っぽいかなぁと。

しかしなぁ・・・
この記事を書きながら自分が句またがりの事を理解していない事に気がつく。
これって結局、リズムに変化をつけるための技法なのかな?

じゃぁ、この句はどこで切るように読むのだろう?
①「えきまえの」「きたかぜおこと」「わりのみせ」
②「えきまえの」「きたかぜおことわり」「のみせ」
③「えきまえの」「きたかぜおことわりの」「みせ」

むむむ・・・
下手に知ったかぶって変わった事をすると余計恥をかくという典型だな。
一応書いておきますけど、自己流で俳句作ってるからある意味全くの素人なので宜しくね(笑)
間違ってもこのブログで何かを学ぼうとかしないでね。


[俳句自解]
立ち食い蕎麦屋の入り口なんだけど、洗いざらしの暖簾のブルーと「手動」と書かれた張り紙に惹かれて写真を撮る。
北風は当然の事ながら人間ではないので手動のドアは開けられない。
間接的なんだけど「北風お断り」かな?という比喩。

[作品写真データ]
カメラ:Panasonic DMC-GX8
レンズ:LEICA NOCTICRON 42.5mm/F1.2
シャッター速度:1/160

F値:1.4
ISO:200
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
Lightroom CC2015 for Mac












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カワセミ (1 - 1)-3

カメラを買い足したのが11月だったと思うのだが。
買ったのはPanasonicのFZ-1000というコンデジ。
一眼レフをと延々と迷いながらもこれを買い足す。
実は買い足した今になっても、さらに迷っていたりもするのだが(笑)

歓びの声は空耳冬ざるる
その時に撮った写真がこちら ↑ まだカメラの操作にさえ慣れていない時の撮影。
その割には案外綺麗に撮れていると思う。
この時から、突如バードウォッチャー魂が目覚める(笑)
どうやら、身の回りには数多くの野鳥がいるようで。
とはいえ、人気はやはりカワセミなのかなぁ?

カワセミ12-25 (1 - 1)-2


俳句を考える暇も無く、写真を撮っている。
ってか、バードウォッチングしてたりする。
このカメラはセンサーが1インチということもありコンパクトな超望遠。
コンパクトといってもコンデジの中では巨大だったりするが(笑)

今までスナップ用にRICOHのGRをずっと使っていて。
「フォト×俳句」には最適だよなと思っていた。
もちろん、今もその思いは変わらないけど。

「フォト×俳句」のクオリティを上げようとカメラの勉強をし始めて。
望遠ズームもあった方が作品に広がりが出て良いよね。
なんて気楽に始めたら、鳥撮りが思いの外面白かったりして。

小鳥 (1 - 1)


これは、「つぐみ」
実は鳥の名前もほとんど判らなくて、最近急速に覚え始めている。


しろはら (1 - 1)


この子は「シロハラ」というらしい。
雪とコラボさせると、妙に美しい。
ってか、この絵は何となく健気さが表現されているような。


本当は、鳥の写真を撮ってそれに俳句を付けられれば良いのだけど。
なんか、頭が俳句脳になっていないようで。
ひたすら野鳥の姿だけをカメラで追いかけている毎日(笑)
そうなると、やっぱりカメラはCanonの7DⅡの方が良いのかなぁ?

そんなこんなで、今年も終えていくわけで。
来年は果たして俳句を作っているんだろうか?みたいな。
取りあえず、明日元旦の信濃毎日新聞「フォト×俳句」には入選として掲載予定。

今の興味は俳句というより、どちらかと言えば今は写真よりなのかな?
明日の選者も中谷先生だし、そういえばフォトコンも久しぶりに入選通知貰っているし。


まぁ、写真に傾倒したり俳句に傾倒したり。
これを繰り返しながら「フォト×俳句」を高めていくのが理想かな。


ブログ更新も不定期ですし。
不真面目感満載ですが、読んでいただけている皆さんありがとうございました。
来年もこんな感じで続きます。
時々コメントをいただけると励みになります。

それでは、来年も宜しくお願いします。
良いお年を(^^)/








 

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