友達のF森さんがお亡くなりになった。
今日、告別式に参列してきた。
作品にした写真は偶然に撮れたものなのだけど。
F森さんがいたく気に入ってくれたようで。
ご本人も何度も何度もこの電灯を様々なアングルから写していらした。
ハヤブサを撮っているのかと思えば。
あちこち角度を変えては電灯を写していたりして。
「輪っかの中にハヤブサが写っているのは山走子さんのオリジナルだから。」
と、仰ってくれた。
この電灯だけでも写真集が出来そうだ。
とか仰って・・・・
メチャメチャ熱心に構図を探していた。
F森さんは、風景写真が専門だったようで、鳥の写真はあまり経験が無いらしかった。
猛禽類なので、補食している瞬間をキッチリと撮りたいんだよな~
それがなかなか出来なくてと悔しがっていた。
来年もまた一緒に撮りましょうね。
などと言ってチゴハヤブサの巣立の日に彼と別れた。
それっきり・・・
なんとも切ない出来事。交通事故だそうだ。
お焼香しながら遺影の笑顔を見たら涙が溢れてきた。
葬儀場にはF森さんの作品が飾られていた。
あんなに撮っていたチゴハヤブサの写真も、こだわっていた神社の電灯の写真も無かった。
まだ彼のカメラのSDカードの中かもしれない。
一番最近知り合ったばかりの友人。
熱い夏の2週間位を毎日一緒に鳥見していた人生の大先輩。
F森さん、2016年9月20日没 享年84歳。
悔やまれます。
合掌。
コメント