なつぞらにひかるおとこのしるしかな
コゲラは俳句の世界では「啄木鳥」の傍題で秋の季語とされている。
とは言え、留鳥で年中観察する事が出来る鳥の一種。
啄木鳥の中では一番目にする機会が多いのがコゲラかもしれない。

で、この句の「男のしるし」なんだけど。
バーダーなら分かる話(笑)
この作品に写っているコゲラの後頭部辺りを良く見て欲しいのだけど。
赤いリボンが見えるだろうか?
糸くずのようにも写るけど、これがコゲラのオスを示す証拠なのである。

コゲラ (1 - 1)

たまたま、同じ日のもう少し早いタイミングで赤いリボンらしきコゲラの写真を撮れた。
これはラッキーだと喜んでいたんだけど。
こちらの写真では赤い色がイマイチ鮮明では無いんだよね。
コゲラに赤いリボンがある事を知ってから一年以上経つのだけど見つける時には重なるようで。

コゲラ・赤リボン (1 - 1)-2

むしろトリミングする前の写真の方が分かりやすいかも?
これは目で見たときにすぐに分かって。
久しぶりに興奮しながらシャッターを押したモノ。
コゲラは小さいし動きが活発なのですぐにいなくなる。

ホントはもっと近くの木にいる時に発見したのですよ。
ピントを合わせている間に奥の木に飛んで行ってしまったのでした。
焦る焦る(笑)


[作品自解]
俳句というより、写真のタイトル?
写真が無かったらほぼ意味不明の十七音(笑)

[作品写真データ]
モデル:コゲラ+赤いリボン
カメラ:Panasonic DMC-GX8
レンズ:LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm F4-6.3 
シャッター速度:1/640
F値:6.3
ISO:200
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
EXテレコン+トリミング
Lightroom CC2015 for Mac



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