こんな写真×詠んでみた

2013年7月突如出会った新しい芸術表現。 写真と俳句をコラボさせた 「フォト×俳句」 どちらも全くゼロからのスタートです。 作品作成のプロセスや結果を徒然なるままに・・・

2017年05月

くりかえすひとりあそびやかぜかおる
便追(ビンズイ)は夏鳥で俳句の世界でも夏の季語。
漢字で書くと「便追」らしい(笑)
ビンズイに関してはチラッとその姿を見たことはあったけど、ここまでしっかり観察出来たのは初めてだった。

31 ビンズイ (1 - 1)

なんかに似ているんだよなぁ・・・・って思ってたら。
歳時記にヒバリとよく似ていると書かれていた。
そうそう、確かにこの動きはヒバリとほとんど同じ。

31 ビンズイ (1 - 1)-2

お気に入りの場所があって、そこでしばらく囀っているんだけど。
そのうち飛び出して、もう一方の場所に移動する。
そんなに速い移動でも無いので追っかけようと思えば何とか追える。

31 ビンズイ (1 - 1)-3

背景に白く写っているのは残雪。
まだ、この辺りは結構雪が残っていたりするんだけど。
何となく去年より1週間遅いかな。

31 ビンズイ (1 - 1)-4

OLYMPUS OM-D E-M1 Mark IIのフォーカス設定はC-AFの無音連写。
つまり秒間18コマで撮った方が何となくフォーカスが合いやすいような。
それからフォーカスリミッターを適時設定しておくと更に合焦が速い。

とは言っても、陽射しがイマイチなので解像度はイマイチだな。
もうちょっと近ければ綺麗に写ると思うのだが。
まぁこれくらいで十分満足ではあるのだが。



[作品写真データ]
モデル: ビンズイ
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
シャッター速度:1/1600
F値:4.0
ISO:200
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
トリミング有り
Lightroom CC2015 for Mac



 
 
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くうふくというげんじつやすだちどり
俳句の世界の「巣立鳥」とい季語。
実はあまり歳時記に載っていなかったりする。
それから春の季語として掲載されているものと、夏の季語として掲載されているものがある。
ここのところ自分が簡単に季語を調べるのに使っているの「季寄せ」


角川季寄せ (辞書・事典)
KADOKAWA/角川学芸出版
2014-01-24


これ ↑ だと、夏の季語として扱われているのと、自分の基準としては夏だろうと。
まあ、あまり定着していない季語なんだろうな。

29 ハヤブサ (1 - 1)

バーダーとしては、巣立というのは重要事項の一つで(笑)
多くの人がその瞬間に立ち会いたくて苦労している。
ところで、巣立というのがどの状態を指すのやら?
どの時点で巣立と言うのか・・・?

29 ハヤブサ (1 - 1)-3

ずっと見守ってきたハヤブサのヒナだけど。
あれって、どう見ても巣のエリアの外に出ているような(笑)
それはつまり巣立ったって事?
翼をバタバタさせて、いつ飛び出してもおかしく無い状態である事は間違い無い。

ちなみに、敢えてヒナの写真は載せて無いんだけど。
飛行訓練が始まったら、その姿を載せても大丈夫かな。

[作品写真データ]
モデル: ハヤブサ
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
シャッター速度:1/2500
F値:4.0
ISO:200
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
トリミング有り
Lightroom CC2015 for Mac



 
 
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なつくさやあふれだしたるねがいごと
鳥のヒナとか、人間の子供とか。
多くの人が可愛いと思うし、大事にしなきゃと思う。
それはつまり、未来に対する可能性の塊だから。
生まれ立てって事は圧倒的に未来が長い事を示す(笑)

28 フクロウ (1 - 1)

拡げた翼はまだ上手く使えないかも知れないけど。
やがて、それは自由を手に入れ自在に動き回るための大事なリソース。
自分が年齢を重ねてきたせいなのか、妙に反応してしまう今日この頃(笑)


28 フクロウ (1 - 1)-2

他人が何に反応するのか判らないけど。
今の自分はそんな所に反応するなぁ・・・
「若いって良いなぁ・・」的な(笑)
この先、その思いは膨らむ事はあっても萎む事は無いんだろうな。
困ったものだ。


28 フクロウ (1 - 1)-4


生まれたばかりの命は、自分が若いとかなんて意識は当然無いだろうけど。
未来が無限にあるとかっていう意識も無いだろうけど。
そんな時間の流れに意識を持って行かれるって事は寂しい事でもあるなぁ。
どうしたものやら(笑)



[作品写真データ]
モデル: フクロウ
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
シャッター速度:1/125
F値:4.0
ISO:400
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
トリミング無し
Lightroom CC2015 for Mac



 
 
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りょくいんやおやのきもちとこのすがた
フクロウのヒナをずっと見守っているフクロウの親。
親と言えば、オスとメスがいても良いと思うのだけど。
何となく、一方の親しか見当たらない。
人の目の届かないところからしっかりと子供を見張っているのかな?

28 オヤ フクロウ (1 - 1)-2

人間だろうと、フクロウだろうと親には親の責任があるんだろうな。
子供はそういう意味では自由というか何というか。
勝手気ままなところが子供が子供である由縁だろうけど(笑)
親になって初めて親の思いを知る部分も多い。

28 オヤ フクロウ (1 - 1)-3

幾つになっても、親は親だし、子は子供だな。
人間の場合はこの関係が永遠に続く。
フクロウはどうなんだ?
親も子どももどこかのタイミングで完全にその関係性に終止符を打つような。
その方が健全であるような気もするのだがどうなんだろう?

28 オヤ フクロウ (1 - 1)-4

そこんところどうなの?ってフクロウに訊ねてみたら。
ニカッ ↑ とした表情を返してくれた(笑)
子育てに関しては、こちらの方がチョットだけ先輩の筈なんだけどなぁ・・・

と言うわけで、本日は全てフクロウの親の写真。


[作品写真データ]
モデル: フクロウ
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
シャッター速度:1/80
F値:4.0
ISO:400
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
トリミング無し
Lightroom CC2015 for Mac

ISOを上げたくないので400で止めているのだけど。
シャッター1/80位だと手振れに関して全く気にすることなく出来る。
このカメラの手振れ補正は秀逸


 
 
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ばんりょくやおむかえをまつすうじかん
「お迎え」っていうと、なんだか縁起でも無いと言われそう(笑)
そうじゃなくて、幼子が万緑の中でお母さんが来るまで数時間過ごしてますよ。
という景。
今時はそういうの危ないから無いのか・・・

27 フクロウ (1 - 1)-2

今の時期は、あちこちで様々な鳥達の巣立が行われている。
「巣立」って季語は「巣立鳥」の傍題で夏の季語。
巣立った鳥が無事に成長として育つ割合ってどれくらいなんだろう?

27 フクロウ (1 - 1)-3

フクロウの天敵っているのかな?
何はともあれ元気に育って欲しいものだと思う。
まぁ天敵がいるとしたらカメラマンか?(笑)
危害は加えないだろうけどストレスは与えてるだろうなぁ・・・

27 フクロウ (1 - 1)-6

一応、親に許可を貰って撮影しているつもり(笑)
最近はなるべく、鳥に話しかけるように心掛けている。
なんというか・・・テレパシー的な(笑)
『撮らせてねぇ・・』『ありがとうね・・』 とか。


[作品写真データ]
モデル: フクロウ
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
シャッター速度:1/25
F値:4.0
ISO:1600
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
トリミング無し
Lightroom CC2015 for Mac



 
 
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