こんな写真×詠んでみた

2013年7月突如出会った新しい芸術表現。 写真と俳句をコラボさせた 「フォト×俳句」 どちらも全くゼロからのスタートです。 作品作成のプロセスや結果を徒然なるままに・・・

2017年02月

とりかぜやむげんれんしゃのおとひびく
「鳥風」などという便利な季語があった。
手元の歳時記によれば「鳥曇」の傍題。
『雁・鴨などの渡り鳥が春になって北方へ帰って行く頃の曇り空。またはその頃の風』
と、ある。

170226オオワシ (1 - 1)

なんてったって、いきなりのオオワシ登場ですから。
そりゃ連写しますよ。
実のところ、逆光過ぎてファインダーを覗いていても何を撮っているのやら?
って、状態ではありましたが(笑)

170226オオワシ (1 - 1)-3

結構な距離を飛んでいたけど、このサイズだとまぁまぁ写る。
これって近くでみたら、いったいどんだけの大きさなんだろう?
図鑑によればオス88㎝でメス102㎝とある。

170226オオワシ (1 - 1)-7

まぁ春の珍事というかなんというか。
フィールドに出続けていると、こんな事もあるって事だろうな。

ちなみに、無限連写の音は周りのカメラマンのシャッター音でして。
自分のカメラは静音モード(電子シャッター)で撮っているので実は無音だったりして(笑)



 [作品写真データ]
モデル: オオワシ
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
シャッター速度:1/1600
F値:7.1
ISO:200
WB:オート
露出プログラム:シャッター速度優先
トリミング有り
Lightroom CC2015 for Mac




 
 
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はるはやてこころふるわすみつぎもの
ちょっと小さくて見えないかもだけど。
この写真の ↑ ハヤブサは獲物を抱えて飛んでいるのである。
キーキーとあの独特の雄叫びと共にパートナーの元に戻ってきた瞬間。

170225ハヤブサ (1 - 1)-7

この時の風が強かったのと、多分獲物が重かったせいか。
いつものハヤブサよりは速度が緩く向かってきたような。
この時、これに気がついたのは実は自分だけだったみたいで。
後ろを向いて手持ちで撮影。

170225ハヤブサ (1 - 1)-8

やっぱり手持ちの機動力って代えがたいものがあるぞ。
近くではフルサイズに大砲レンズのカメラマンが反応出来ずにいたし。
自分のシステムは彼らの半分以下だと思われる。

170225ハヤブサ (1 - 1)-9

今回は向かってくる猛禽類をノートリでアップしているけど。
これって、いつかは撮りたいと思っていた憧れの写真。
結構ピンが来ているし追随していると思うんだよね。
向かってくる状況そのものがレアなんだけど。
この時は奇跡的に姿を追えた。

170225ハヤブサ (1 - 1)-10

青空と白い雲の良い感じのコンビネーション。
あ~素晴らしい(笑)
完全な自己満足の世界だぁ・・・

170225ハヤブサ (1 - 1)-11

待っている人に届ける貢ぎ物。
まぁ食料なんだけど(笑)
今年は絶対に空中餌渡しのシーンを写真に収めてやるぞと誓うのであった。


 [作品写真データ]
モデル: ハヤブサ
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
シャッター速度:1/1600
F値:5.6
ISO:200
WB:オート
露出プログラム:シャッター速度優先
トリミング有り
Lightroom CC2015 for Mac




 
 
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おいおまえどこにゆくのだはるがすみ
なんと・・・・まさかのオオワシに遭遇。
ハヤブサとのツーショットってのも凄い。
一生に一度あるやら無いやら?・・的な(笑)

170226オオワシ (1 - 1)-4

これが ↑ 多分、最接近の写真かと思われる。
撮影条件としては極めて厳しく。
真逆光での連写。
ほとんど太陽を直接撮影しているような感じだった。
それでも、とにかくこんなの二度と無いと思うから無限連写(笑)

170226オオワシ (1 - 1)-5

なんと言いましょうか。
こういう時に一瞬で設定変更出来るように普段からトレーニングが必要なんだろうな。
ってか、この時にどういう設定だと一番綺麗に撮す事が出来るんだろう?
RAWで撮っているので後からどうにか出来ると思ってたりするけど。
例えばオオワシのくちばしの色とか全然出て来ないしね。

170226オオワシ (1 - 1)-6

どうにかこうにか、片方がオオワシでもう一方がハヤブサだと識別出来る。
証拠写真としては十分かなとは思う。
が・・・鑑賞する作品としてはねぇ・・・

170226オオワシ (1 - 1)-8

このラッキーな現場に居合わせたカメラマンは10人ちょっとだったかなぁ?
みんなどんな絵になっているんだろ?
人と比べても仕方無いけど。
気になると言えば気になる。
最後のこれ ↑ だけノートリの状態なんだけど。
トリミングしないでおいた方が綺麗なのかな?

まぁ何はともあれ、大興奮の現場だった。
あの時「オオワシだ!」って教えてくれたSさんには大感謝だな。
そうじゃなかったらカワウかなんかだと思ってスルーしてたかも(笑)
とにかくその場にいるからこそこういう写真が撮れるのである。
クオリティは二の次・・・と思う事にする(笑)



[作品写真データ]
モデル: オオワシ&ハヤブサ
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
シャッター速度:1/1600
F値:7.1
露出補正:1 7/10
ISO:200
WB:オート
露出プログラム:シャッター優先
トリミング有り
Lightroom CC2015 for Mac




 
 
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かわぞいのえものいってんかまいたち
本日(2/25)発売の月刊俳句界3月号の写真俳句で優秀賞を頂きました。
チョウゲンボウのこの写真はお気に入りの一つだったので嬉しい。
写真俳句は編集部選となっているのだけど、誰が選んでくれているのやら。
ありがたいことだ。
雑誌の掲載された時の講評は以下。

つむじ風に乗って現れ、素早く切りつける。
「鷹」と言わず、下五で「鎌鼬」と詠んだところがいいですね。
獲物の隙を狙う目が印象的です(評)


まぁ、バーダーの立場で言わせて貰えば。
鷹とチョウゲンボウは別物ですからねぇ(笑)

何はともあれ先月に引き続きの優秀賞ってのは嬉しいぞ。
このまま12ヶ月連続掲載とかならないかな?
かすかな野望を抱いたりして(笑)

俳句界の写真俳句は既発表可となっているので。
このブログで直近一ヶ月間アップしたものの中から選んで投稿している。
この作品のエントリーは1月10日だったみたい。
ある意味、その月のエースというかお気に入りを出しているので。
選ばれないと困る・・・的な(笑)



[作品写真データ]
モデル: チョウゲンボウ
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
シャッター速度:1/2500
F値:5.6
ISO:800
WB:オート
露出プログラム:シャッター優先
トリミング有り
Lightroom CC2015 for Mac




 
 
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しゅんかんのせんどこだわるらんちかな
嘘みたいな話しではあるのだけど。
現地に着いて車を降りた瞬間に飛び始めたんですよ。
しかも二羽で、ヒュンヒュンと。
慌ててシャッター押したら押せなくて、一瞬壊れたかとビビる。
良く見たらレンズキャップしたままだった(泣)
車はエンジンかけっぱなしで、しかもドアを開けたまま。
自分は防寒具を纏う間もなくっていう忙しさ。
後で確認したら全ボツだったけど。
全くピンが来なかった・・・なんでだ?

170224ハヤブサ (1 - 1)-2

こっちの写真 ↑ に、俳句を合わせたら、あまりにもあまりにも・・・(笑)
鮮度高すぎだろ・・的な。
本日は、あんな遅い時間に随分と飛び交っていた。
まさに飛び交うって感じ。
サービスタイムだったと思われる。
ハイタカまで登場するし。

それなのに・・・・

170224ハヤブサ (1 - 1)

CAFで9点で撮影しているんだけど。
全くピンが来ない。
小さい画面で見てる分には解らないだろうけど。
これ ↑ ボケボケなんだよね。
それでも、まだ良い方の画像。

あれだけ近くを舞ってくれたのに、なんで撮れないんでしょ?
親指フォーカスにしていて、シャッター押した瞬間にボケるような・・・
自分の指の癖なのかな?
ひょっとして、ほんの僅か親指を浮かしてしまっているとか?
大きな課題を抱えたぞ。
なんせ、ものの1時間の間に960枚も撮っていてほぼ全滅。

ドットサイトの合わせが下手ってのもある。
それにしても・・・
困った困った。





 [作品写真データ]
モデル: ハヤブサ
カメラ:OLYMPUS OM-D E-M1 Mark II
レンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 300mm F4.0 IS PRO
シャッター速度:1/1600
F値:6.3
ISO:400
WB:オート
露出プログラム:シャッター速度優先
トリミング有り
Lightroom CC2015 for Mac




 
 
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