こんな写真×詠んでみた

2013年7月突如出会った新しい芸術表現。 写真と俳句をコラボさせた 「フォト×俳句」 どちらも全くゼロからのスタートです。 作品作成のプロセスや結果を徒然なるままに・・・

2015年12月

ゆくとしやなにはともあれぜんこうじ
ふざけているわけでも無く。
まぁ、長野市に暮らしているとこいう感覚を持つのでは無いだろうか。
一年間のうちに何度善光寺を訪れのだろうか?
まぁ、地元に暮らしていても行かない人はいかないかもしれないけどね。

自分は写真のネタに困ったり、何か練習しなきゃならない時にはとにかく善光寺だな。
カメラを持ってウロウロしていても全く違和感無いし(笑)
色々と被写体は存在しているし。

善光寺 (1 - 1)-2

そして、写真だけでは無いな。
ジョギングしたり夜練したりするときも、とりあえず行く先は善光寺とか。
とりあえず、善光寺を経由してからの何処何処とか。
そんな感じ。

善光寺 (1 - 1)-3

大晦日から元旦、そして正月三が日と相当に混み合うのも善光寺。
地元の観光名所だしね。
そう言えば二年詣りなんて久しくしてないな・・・・

何はともあれ、今年も一年間ほんとお世話になりました。
ありがとうございました。

[俳句自解]
もう、そのままです。
こいうのを俳句とは言わないだろうな(笑)
あ、ちなみに作品の画像は善光寺本堂ではありません。
山門です。

[作品写真データ]
撮影:2015/12
カメラ:Panasonic DMC-GX8
シャッター速度:1/640
F値:1.2
ISO:200
WB:オート
露出プログラム:露出優先
Lightroom CC2015 for Mac






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めをあわすじかんみじかききつねかな
「狐」は冬の季語。
まぁ年中見かけるような気もするけど、多分狩猟解禁とかの関係で冬の季語になっているのではと推測。
「狩」とか「狩人」が冬の季語だから、その辺りとの対応関係だろうなぁ。

きつねって見る度に思うけど、なんて美しいキツネ色をしてるんでしょ(笑)
狐のマフラーとかあるけど、そうしたくなる気持ちも解らなくは無い。

鳥を追っかけてたんだけど。
ふっと向こうをみたらキツネの姿。
あっ!と思って、ほんの一瞬目が合った。
間違い無く僕らは見つめ合った(笑)

キツネ (1 - 1)-2

カメラをサッと構えてピンとをと思った時には既に向こうに走り出していた。
手前の枯れ草にピンとを持って行かれる。
ってか、速くてファインダーに入れるのが精一杯だ。

キツネ (1 - 1)-3

カムバ~ックと叫んでも、あっという間に視界から消えていってしまった。
カメラを構えないで、目視していた方が幸せかも知れない。
ここは最近悩ましいところなんだけど。
鳥でも動物でも写真を撮る暇があったら、しっかりと自分の目に焼き付けた方が良いのでは無いかと。
まぁ、そうなるとブログも写真が無いものになっちゃうけどね(笑)

[俳句自解]
キツネと目が合った一瞬の感覚を詠みたかったんだけど。
どうしても十七音に組み立てられない(泣)
自分の能力の低さにガッカリ。


[作品写真データ]
撮影:2015/12
カメラ:Panasonic DMC-FZ1000
シャッター速度:1/250
F値:5.0
ISO:320
WB:オート
露出プログラム:シャッター速度優先
Lightroom CC2015 for Mac





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かぞえびやあしあとおいしやまのみち
「数え日」という季語は何となく好きだな。
年末カウントダウンって事だと思うけど。
あと僅かで1年が締めくくられるそんな日々。

で、この写真の動物は初見だった。

テン (1 - 1)

最初見た時は、え?なに?これ?・・・ラスカル?
ってか、顔が白いオバケ?なんだこの生き物????
って、かなり混乱というか正直ビビった(笑)

テン (1 - 1)-3

 しかも、こっちに向かってくるし。
おいおい・・・どこまで来るんだ?
こちらが逃げる準備をした方が良いのか?
それにしても、なんか可愛い。

テン (1 - 1)-4
 
これは、後で調べたら「テン」という生き物でした。
夜行性の動物なので、こうしてカメラに収める事が出来るのは珍しいとも言われた。
距離はそこそこあるけど、普段鳥を撮っているので、それに比べたらこのサイズは狙いやすい。
どうにかこうにか見られる写真になっていた。

テン (1 - 1)-5
 
方向を変えて逃げて行くところなんだけど。
イマイチ追い切れ無かった。
まだまだカメラの練習も積まなければなぁ・・・

それにしても、野生の動物との遭遇率が驚くほど高いのは何故なんだろう?(笑)


[俳句自解]
そのまんまですね。
俳句というより、この写真をアップしたかっただけってのが正直なところ。
とは言え、上五を「や」で切って下五を「名詞止め」するという基本パターンに沿っているので、まあまぁイケているような。

[作品写真データ]
カメラ:Panasonic FZ1000
シャッター速度:1/640
F値:8.0
ISO:640
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
Lightroom CC2015 for Mac




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やっほーのこえにかぶさるひよのこえ
今日、手元に届いた「フォトアサヒ」の1月号に佳作として掲載された作品。
この雑誌は全日本写真連盟の機関誌なので一般の書店には並ばないと思う。
佳作なので写真は掲載される事無く俳句だけの紹介だった。

投稿したのは11月15日なので秋の季語で作られている。
さすがに年末になって秋の季語の作品を鑑賞しても、なんだかピント外れな感じが否めない。

逆にこれが俳句の良いところなんだろうなと思う。
変化していく季節の中で紡ぐ十七音だからこそ響くのではないだろうか。
そして、そこに留まることなく滞留することなく、音も無く次の季節へと流れていく。
日本人の風流だと思う。


[俳句自解]
これは地元の公園なんだけど、ヤッホーポイントという場所でヤッホーと叫ぶ人が居る。
で、この時は自分は登っている途中でそのヤッホーの声を聞いたわけだけど。
ちょっと恥ずかしがって遠慮気味のヤッホーより鵯の大きな声の方が響いていたという景。

ちなみに、ヤッホーポイントは本当にパワーポイントと呼ばれてもいる(笑)

ヤッホーポイント (1 - 1)


[作品写真データ]
撮影日時 2015/11/15
カメラ:Panasonic FZ1000
露出:1/500
絞り:
F値:6.3
ISO:125
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
Lightroom CC2015 for Mac


 



 

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えんぐんをあつめてまつやふゆしょうぐん
この作品も11月締切の信毎フォト×俳句に応募して落選したもの。
自分的にはかなり気に入ってるんだけどなぁ・・・・
って、そう言えばと去年の今頃にも同じようなものを作っていた(笑) 

去年のブログのタイトルが 「自分だけ判ったのではダメ」というもの。
我ながら情けないな・・・
一年経っても全く進歩していないというかなんというか。
ほぼ同じ事をしているような。
きっと、こんな状態で何年も繰り返していくんだろうな。

まぁ、下手の横好きと言われても仕方無いな(笑)
それが趣味の世界ってものだ・・・と、開き直る。



[俳句自解]
普通のダルマじゃ無くて「閻魔大王」のダルマって凄いなぁ・・・
これをどうにか「フォト×俳句」に仕上げたかった。
この時に色々作っているんだけど。

★本当は敵か味方か冬将軍★
★敵なのかそれとも味方冬将軍★

こうしてみると、確かに詩心なんてかけらも無いかも。
滑稽とかそういう辺りを狙っているんだけどね。

後から解説すれば、頭の中だけで出来上がったものという事が判る。
ようするに、五感における一次情報を受けて思考でこねくり回したものって事。
思うに・・・限り無く一次情報だけで十七音を組み立てると佳句と呼ばれるのだろう。


[作品写真データ]
撮影日時 2015/11/07
カメラ:Panasonic FZ1000
露出:1/80
絞り:
F値:8.0
ISO:400
WB:オート
露出プログラム:絞り優先
Lightroom CC2015 for Mac







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