こんな写真×詠んでみた

2013年7月突如出会った新しい芸術表現。 写真と俳句をコラボさせた 「フォト×俳句」 どちらも全くゼロからのスタートです。 作品作成のプロセスや結果を徒然なるままに・・・

2013年12月

走れずについに超えそう大晦日
なんか良い「フォト×俳句」になったなぁ・・・・
などと感心してる場合ではないぞ。
ついに走れないまま年越しだ。

明日の元旦マラソンもダメだな。
この痛みはいったいいつになったら消えるのやら(泣)

「フォト×俳句」も勿論良いのだが。
気持ち良く走りたいものだ。
マラソンシーズンに突入しているというのに、見事に走れない。
こんなに長い故障は初めてだ。

まぁ、別にプロではないので。
ゆっくりと、好きなように取り組めば良いのだが。
なんだか、焦るというか、だんだん、卑屈になってくる。

まぁ、今年は「フォト×俳句」に出会った年なので。
気持ち良く終えて行こう。
なんだかんだで、結構、入選したし(嬉)
ビギナーズラックだろうがなんだろうが、それもありだな。

トレランと「フォト×俳句」をうまくコラボさせたいのだが。
来年はもっと納得のゆく気に入った作品を作るぞ。

[俳句解説]
この一年を終えていくにあたっての現況からの一句。
まだまだ、ランナーのアイデンティティは手放せない。

[写真解説とデータ]
露出時間:1/52
絞り:4
F値:f/4
ISO:80
WB:自動
露出プログラム:絞り優先
露出バイアス:±0


[何故この写真をこの句に合わせたのか]
なんとなく、卑屈に黄昏れている感じの姿が今の自分に重なる。
一箇所に留まってうつむいているその姿が俳句にマッチしている。





にほんブログ村 ポエムブログ 写真俳句へ
にほんブログ村←ランキング参加中です。応援クリックお願いします。

冬ざれや追いつけぬまま一人旅
雑誌フォトコン2月号フォトハイ句!で最終予選になった作品。
この「最終予選」ってのもなんとも微妙で。
フォトコンの場合の序列は
中谷賞>優秀賞>入選>佳作>最終予選通過  となっている。
で、入選までが作品が雑誌に掲載されて佳作以下は名前のみの掲載。

雑誌の発売はまだだけど、すでに選考は終わっているのでここに載せても大丈夫でしょう。
ってか、今確認したら投稿のルールに「未発表のもの」と明記されてないし(笑)
まぁ、普通は未発表のものだろうけど。

個人的にはかなり気に入っている作品だけど。
この俳句って、風流気取りの独りよがりのポエムかな?(笑)



何度か読み返している上記のテキストなんだけど。
ずぶの素人がたどる(と思われる)四つの段階ということで。
第一段階 自己表現期
第二段階 自動筆記期
第三段階 前衛俳句期
第四段階 伝統俳句期
と、記述されている。

どうも、自分は第一段階から未だ抜けられずもがいている感じがある。
ここはどういう段階かというと。

「こういう内容を言いあらわそう」と考えて、それを表現するための言葉を捜す。
意味が全部わかりすぎの、読み手としては「で?」っていうしかない俳句が出来る。
(p107)


で、ここを抜け出すためには、自分の着想のために言葉を捜すのを止め
「×××という言葉を使おう」と考えそれに合わせるために別の言葉を探す必要があるとのこと。

まだ、このあたりの事柄が自分の中で消化しきれていないので、これらがどういう事を指しているのかイマイチ理解出来ていないけど。
ようするに、自己完結してしまうような作品はダメだと言っているわけで。

まして、風流ぶったり、教訓ぶったりした内容を埋め込むなんてもってのほか。
ということになる。
ただそうなってくると、なんのために俳句を作るのだ?って話しにもなってくるわけで(笑)

このあたりの感覚が掴めそうでいてつかめないでいる今日この頃。
凡人が凡人たるゆえんだろうな。
それが証拠に松山俳句ポストでは「並」から抜け出せないでいる。
今後あれが一つのエビデンスになってきそうだ。

[俳句解説]
長い長い旅に出ている自分がいて、一生懸命やっているので、ちょっと追いつけるかな?
なんて思う時もあるのだけど、やっぱり先人にはなかなか追いつくことが出来ず。
なお一人で進んでいる。
まぁ、自分の「フォト×俳句」の状態を句にしたんだけど。
そういう姿勢がそもそも俳句をダメにするって事なんだろうか?(笑)

[写真解説とデータ]
露出時間:1/52
絞り:4
F値:f/4
ISO:80
WB:自動
露出プログラム:絞り優先
露出バイアス:±0


[何故この写真をこの句に合わせたのか]
「冬ざれ」という季語を表現した空と長い旅を表している「十九丁」という座標。
前後に誰もいない古道を撮して、俳句の世界観とマッチさせてみた。







にほんブログ村 ポエムブログ 写真俳句へ
にほんブログ村←ランキング参加中です。応援クリックお願いします。

歳時記に翻弄されし年の暮れ
季語が動くという言われかたをするのだけど。
ようするに、使った季語でなくても成立してしまう俳句の状態。
ただ、解説など読んでいても、絶対動かないみたいな事を書かれても、
イマイチそちらが判らない(^_^;)

取り合わせの句の場合は特にそうだけど。
だいたいその周辺の季語で行けちゃうのでは?と思ってしまう
ここら辺りの感覚が掴めると自分の俳句も良くなってくるのかも知れない。

[俳句解説]
とにかく、季語との格闘というか、季語のありがたみを感じている今日この頃。
まぁ、感謝の意味をこめての一句です(笑)

[写真解説とデータ]
露出時間:1/52
絞り:5.6
F値:f/7.1
ISO:80
WB:自動
露出プログラム:絞り優先
露出バイアス:-o.3


[何故この写真をこの句に合わせたのか]
特に意味はないのだけど、あっという間に通り過ぎる飛行機と即興生の高い俳句。
その中核を担う季語ってな意味で(^_^)b




にほんブログ村 ポエムブログ 写真俳句へ
にほんブログ村←ランキング参加中です。応援クリックお願いします。

鰤起こし米粒一つ動きけり
今年後半は写真を良く撮るようになった。
勿論「フォト×俳句」の影響なのだが。
それまでは完全オートで撮っていたものを絞り優先モードで撮るようになった。
その他にも、この写真のように白黒で撮すことも覚えた。

なんというか、妙に白黒の写真が好きだったりする。
何故と聞かれても困るのだが、ともかく格好良い感じ。

私が使っているRICOHのGRDⅣにはハイコントラスト白黒の設定があるのだが。
これはどうやら、森山大道氏のテイストを取り入れた設定らしい。
そう言えば、今年の「フォト×俳句」選手権で優秀賞を頂いた作品もこの設定だった。
来年はもう少し、こういう作品を増やしてみようかな。

[俳句解説]
冬至の翌日を表現した。
クリスマスより冬至の方が大事だし(笑)

[写真解説とデータ]
露出時間:1/52
絞り:6.3
F値:f/9
ISO:80
WB:自動
露出プログラム:絞り優先
露出バイアス:+o.3

あら?絞りが6.3でF値がf/9ってのはどういう事なだろ?
いつもはだいたい同じような数値になっているのに。
来年はさらに写真の勉強をしなきゃだな。


[何故この写真をこの句に合わせたのか]
冬至とか鰤起こしとかの雰囲気が欲しかったので白黒で撮影。
俳句が先に出来た珍しいケース。






にほんブログ村 ポエムブログ 写真俳句へ
にほんブログ村←ランキング参加中です。応援クリックお願いします。

独り言数えきれぬやクリスマス
今年最後のまいまいクラブで、またまた選外となりました(泣)
来年からはより狭き門となる模様。
掲載されるのは上位10作品のみ、大高先生のコメントを頂けるのは金・銀・銅の三賞のみ。
厳しーぃ

今年はまぐれで一度だけ銅賞をいただきましたが。
それ以来、なんともしがたい状況でして。
来年は、ここで金賞を頂くのを大きな目標としましょう。


[俳句解説]
季語 クリスマス
年々このクリスマスというイベントに対してネガティブな感情が増えてきて。
何となく、自分的にぶつぶつ言ってる様子を17音にしてみました。

[写真解説とデータ]
露出時間:1/73
絞り:5.3
F値:f/2.2
ISO:80
WB:自動
露出プログラム:絞り優先
露出バイアス:+0.3


[何故この写真をこの句に合わせたのか]
駅前のデパートにあったクリスマスのデコレーション。
写真にはクリスマスとは書かれていないけど、なんとなくイルミネーションで判る。
ってところを狙いました。






にほんブログ村 ポエムブログ 写真俳句へ
にほんブログ村←ランキング参加中です。応援クリックお願いします。

このページのトップヘ