母さんが狩人となりでんと立つ       山走子
かあさんがかりゅうどとなりでんとたつ

R0015148

作ったその瞬間は、これは世紀の大傑作だ!などと小躍りして。
その勢いでどこかに投稿しちゃったりして。
後になって読み返すと、これはいったい何のこっちゃ?みたいな。

まいまいクラブ2週連続で沈みました(泣)

やっぱり、上五で「○○が」ってのは良くないんだろうなぁ・・・
って思っていたのだけど、それ以上に着想がどこから来ているのか不明(笑)
迷路をグルグル回って、袋小路で出来上がった一句だな。
迷路の外に出てみると意味不明。

入選している俳句をあちことで読んでいると「の」は多用されているけど。
「が」はほとんど無いかな。「で」は最悪らしい。

男の俳句、女の俳句
藤田 湘子
角川書店
1999-08


「俳句表現の上では、絶対用いてならないとう言葉はないのだが、そして、何をどう使おうとも作者の自由なのだが、この「で」だけはダメだ、と断言しても過言ではない。「で」を消して違う表現を考えることを、私は切にすすめるものである(p108)」

ようするに、散文になってしまうのでダメだと湘子は説いている。
実は韻文と散文の違いというか、テイストの差をイマイチ判ってなかったりする。
まずここをしっかりと理解するところから始めないと俳句はダメなんだろうな。
難しい言葉を使う必要はないんだろうけど、散文はダメだと。

俳句の入り口に辿り着くのに3年くらいかかると何処かで読んだけど。
その意味がだんだん判ってきたような気がする。
たった17音なのだけど、その中で様々な事が展開されているのだ。

漢文とか文語文法とか、旧仮名遣いとか。
覚えた方が良さそうな事は山積み。
まだ始まったばかりだから、急がずじっくりだな。
精進精進






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