こんな写真×詠んでみた

2013年7月突如出会った新しい芸術表現。 写真と俳句をコラボさせた 「フォト×俳句」 どちらも全くゼロからのスタートです。 作品作成のプロセスや結果を徒然なるままに・・・

どうぞ「フォト×俳句」の作品画像をクリックしてご覧下さい。

かけごえとあいぜんのおとひびきけり
昨日に引き続き、どこかでオオタカに会え無いものかと鳥見に出かける。
これ以上の天気は無いってくらいの晴天だったけど全然鳥に会うことが出来ず。
気がつけば善光寺トレイルを一周してたりして(笑)

途中の「物見の岩」で休憩してたら偶然にも知り合いに会う。
冬山の練習とのこと。
しばらく、それを観覧させてもらった。

物見岩 (1 - 1)-3
 
ここの岩場には、あちこちに写真のような「支柱」が打ってある。
これの名前を聞き忘れたけど、なんて言うのでしょ?
聞くところによると、こいつは20トンくらいまでは支えてくれるらしい。
とは言え、岩そのものの強度は不明とのこと。

ここにカラビラとザイルを通して登ったり降りたりするのである。

 物見岩 (1 - 1)-2

この場所は県警の山岳救助隊の練習場所にもなっていて。
春にはその光景を目の当たりにしたのを思い出した。

11
 
県警で使っているこのヘルメットは岩登りの人達のマストアイテムのようで。
まぁそりゃそうだろうけど。
身を守る装備というのは絶対的に必要なものである。

ついでにアップしておくけど岩に登るには随分と色々装備が必要なようで。
腰には沢山のアイテムがぶら下がっている。

山岳救助隊

県警の山岳救助隊の写真は春先のものだけど。
どうやらここに来る人達は同じような装備であるみたい。

ただ・・・
最初の「フォト×俳句」に仕上げたのは冬山登山の練習風景。
シューズには大きなアイゼンが装備されている。


[俳句自解]
どうやら岩登りというのは基本的に2人一組で行われるらしい。
先行する人が足場を作りながら登って行き、後から来る人はそれを回収しながら登る。
今日は雪が無いので逆にやりずらいらしい。
先行する方の太くて大きな声とアイゼンのカツンカツンという音が響いていたという景。


[作品写真データ]
撮影日時 2015/12/20
カメラ:Panasonic FZ1000
露出:1/250
絞り:
F値:8.0
ISO:125
WB:オート
露出プログラム:シャッター速度優先
Lightroom CC2015 for Mac




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がんぜんのたかふくらみてとびにけり
「鷹」は冬の季語。
手元の歳時記には傍題として「大鷹」「小鷹」「刺羽」「隼」と並ぶ。
しかしなぁ・・・「小鷹」って鳥はいないぞ(笑)

ひょっとして「ハイタカ」とか「ツミ」をさして「小鷹」と言ってるのかな?
鳥の図鑑の方では鷹の仲間としては「ミサゴ」「八チクマ」「サシバ」「ツミ」「ハイタカ」「オオタカ」「ノスリ」「クマタカ」「チュウヒ」・・・・etc となる。

今までオオタカらしき猛禽類を何度か見てきたけど。
ここまでハッキリと見たのは今日が初めて。

オオタカ (1 - 1)-3
 
今朝は雪が舞っていたので、どうしようかとしばらく悩んでいたんだけど。
ルリビタキがそろそろ来てないかなぁ・・・・と、独りでいつもの公園に向かった。
お昼近くなり今日は何も成果無しだなぁと帰りかけたとき。
目を疑う物体が上の写真のように現れた(笑)
最初はゴミかと思ったらどうやら猛禽さま。

オオタカ (1 - 1)

これは一大事と枝被りをなんとか避けながら少しづつ移動。
そしてこの ↑ 写真となる。
雪がチラチラ写り込んでいるのが判るだろうか?

オオタカまでの距離は20メートル弱かな。
距離もそうだけど、この丁度目の高さで出会えるなんて奇跡だ。
久しぶりに興奮してくる。
とにかくカメラは連写しまくり。

もっと鮮明にもっと綺麗にもっと大きく写したいと欲望がうごめく(笑)

オオタカ (1 - 1)-4

そしたらオオタカさまがもにょもにょし始める。
あら・・完全に気付かれた模様。

オオタカ (1 - 1)-6


こういう仕草は実際に見た人で無いと感動が伝わり難いだろうな。
羽を動かして何かをしようとしている動き。
飛び立つ前のストレッチなのか、単に身体が痒いだけなのか。
とにかく、これらの動きがたまらなく格好良いのである。


オオタカ (1 - 1)-5

そしてなお時々見つめ合う私とオオタカさま。
至福の時。
カッコいいなぁ・・・
やっぱり猛禽さまは鳥の中でも特別だ。

ここまで写してきて、そうださらに近づくためにとP900を構える。
ちなみに、ここまではFZ1000で撮影。
ところがところが、P900はファインダーが小さいのでオオタカさまを捉えられない。
そうこうしているうちに飛び立ってしまった。

毎度思うのだがP900のファインダーがもう少し見やすければどれだけ助かるか。
Nikonさん頼むからここを改善するかドットサイトが取付可能なようホットシューを標準装備にして欲しい。



[俳句自解]
見たままの写生句なんだけど。
鷹が飛び立つ直前ってなんだかストレッチをしながら身体が膨らむ感じなんですよ。
あ~膨らんだと思ったらスッと飛び立った。
これを表現したかったんだけど、上五の「眼前の」って表現は素人丸出しなんだろうな(笑)
まぁ今は正直に素直に詠んでおきます(笑)


[作品写真データ]
撮影日時 2015/12/19
カメラ:Panasonic FZ1000
露出:1/500
絞り:
F値:4.0
ISO:160
WB:オート
露出プログラム:シャッター速度優先
Lightroom CC2015 for Mac







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かさねぎのおとこちゃあはんかさねくう
なんと言いましょうか。
最近の趣味は「トレラン」「鳥見」「写真」「俳句」なんだけど。
実は以前から食べ歩きというか、料理の写真を撮るのが結構好きだったりする。
なので、食べ歩きの食べログをどこかで残しておきたいなと。

俳句というのは便利なもので。
まぁまぁ何にでも対応可能(笑)

紅鶴楼 (1 - 1)
 
ランチにラーメンだけでも十分と言えば十分だったりするんだけど。
何となく、あと一品足したいな。
多分、そういう人が多いからセットメニューってあるんだろうな(笑)

炒飯を半分にした「半炒飯」というメニューはラーメンとセットし易いのだと思う。
・・・が、ここでセットされているのは普通の炒飯。

紅鶴楼 (1 - 1)-2
 
この味付けは割と薄味なので自分は好みだったりする。
ラーメンと炒飯のセットは王道だよなぁ・・・
出来ればここに餃子を足したら最高メニューの完成。

とは言え・・・これを繰り返しているとあっという間にウェイトオーバーになる。
体重が増えた時に振り返るとだいたいこのメニューを重ねている。

さてさて、今日の俳句だけど。
自分で作っておきながら、これが俳句か?
才能無しの最下位にランクされそうだなぁ・・・とか。

むしろ川柳に近い?
俳句と川柳とどこがどう違うんだ?
と、何度も疑問に思ったりするので、こんな本も読んでみた。

俳句と川柳 (講談社学術文庫)
復本 一郎
講談社
2014-07-11


歴史的な成り立ち等々を書かれているけど。
結局の所、イマイチわかったようなわからないような。

俳句の特徴は。
・季語
・切れ字
川柳はそれらがなくとも成立する。

だからと言って、それだけで明確に区別化出来るかと言えばそうでも無さそう。
結論はそれほど神経質になる必要は無いということ(笑)


[俳句自解]
季語の「重ね着」と、下五の「重ね喰い」の言葉遊び。
とは言え、これも実景だったりするんだけどね。
ラーメンと炒飯の重ね喰いって事ね。
で、同じメニューを食べていたオジサンが重ね着していたんですよ。

問題は・・・・そこに「詩」が存在するか否か。
どうなんでしょ?
そういうのって、後からいくらでも意味づけ出来るようにも思えるし。

「だからなんなの?」的な俳句と「詩」が存在する俳句。
違いのわかる男になりたい(笑)


[作品写真データ]
撮影日時 2015/12/17
カメラ:RICOH GR
露出:1/60
絞り:
F値:2.8
ISO:200
WB:
露出プログラム:絞り優先
Lightroom CC2015 for Mac
 





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じょうへきのいしのはへんやかんすばる
季語は「寒昴」
これは「冬の星」の傍題にあたる季語。
ちなみにはプレアデス星団の和名らしい。

まぁ、なんでしょうね。昴と言えばやっぱりこれですかね。



 
「冬の星」という季語だと、やっぱり景は夜の景でないと不味いのかな・・・
などと思いつつ。
何となく、その星の輝きとかっていうと幾億光年のみたいな感じがあるんで。
森将軍塚古墳の絵と合わせてみました。

科野の国 (1 - 1)


この古墳は1600年くらい前に作られたものの復元らしい。
俳句で詠みたかったのは。
つまりその・・・何となくかな(笑)

昴までの距離は443光年らしいけど。
って事は単純に今見ている光は443年前のものって事なわけで。
だから何だというわけでも無く・・・

科野の国 (1 - 1)-3
 
実のところ、そろそろルリビタキとか来ないかな?なんて思って行ってみたけど。
天気がイマイチだったってだけで(苦笑)
鳥の写真が1枚も撮れなかったから、まぁ取りあえず古墳の写真でも撮っておこうと。

石ころが星のかけらってのは多分そうなのかもね。
俳句に時間軸を持ち込むのは邪道だったかな?


[作品写真データ]
撮影日時 2015/12/16
カメラ:Panasonic FZ1000
露出:1/1600
絞り:
F値:3.2
ISO:125
WB:オート
露出プログラム:
Lightroom CC2015 for Mac



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たんじつやすずめにかたるぶゆうでん
スズメってどこにでもいるんだけど。
実は一番可愛い鳥かも(笑)
で、意外とこれが撮影もし難かったりもするわけだけど。
都会のスズメはほんと人慣れしている。

で、この俳句は実話だったりして。
明治神宮で撮った写真なんだけど、ちょっと変わったオジサンがいて鳥と話しているのですよ。
主にはヤマガラと会話してたみたいだけど、近くにスズメもいたから多分このスズメもオジサンの話を聞いていたはず。
オジサンはなんか話をしながら結局のところ餌付けしてるみたい。
寂しいのかな・・・


スズメ (1 - 1)

この場所って公園の植え込みの中なんだよね。
上ではカラスが沢山飛んでいるので避難しいる状態かな?
スズメも利口だよね。
カラスが遠くに行くとそこから明るい場所に出てくる。

スズメ (1 - 1)-3
 

まぁ、誰も自分の話を聞いてくれなくなったらスズメとお話をするようになるのかな?
それも良いような悪いような。
出来れば人間と話してたいけど、時々人間と話すのは疲れるからねぇ・・・
犬や猫はその世話が大変だから話し相手にスズメってのはありかもね。

ただ、いかんせん個別に認識しにくいというか出来なそうなのが難点かな(笑)


[俳句自解]
上で書いた通りの実景です。
まぁ、オジサンが武勇伝を語っていたのかどうかは定かじゃ無いけど。
きっとそうだろうと(笑)
スズメも何となく耳を傾けているように見えるでしょ。


[作品写真データ]
撮影日時 2015/12/11
カメラ:Panasonic DMC-TZ60
露出:1/160
絞り:
F値:6.4
ISO:1600
WB:オート
露出プログラム:
Lightroom CC2015 for Mac





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