こんな写真×詠んでみた

2013年7月突如出会った新しい芸術表現。 写真と俳句をコラボさせた 「フォト×俳句」 どちらも全くゼロからのスタートです。 作品作成のプロセスや結果を徒然なるままに・・・

どうぞ「フォト×俳句」の作品画像をクリックしてご覧下さい。

曇天の空も秋なり電波塔
どんてんのそらもあきなりでんぱとう

R0014422.JPG

フォト×俳句を始めてから一番変わった点の一つ。
AUTOで撮影をする事を止めたこと。
基本は絞り優先モードで使っている。

素人は素人なりに色々いじくり回してみてるわけだけど。
特に面白いのはなんと言ってもホワイトバランス。
これの設定を変えるだけで全然違う絵になってしまう。
こんなに変わっても良いわけ?って感じ(笑)

こうやって設定を色々変化させていくと、偶然に映ったってもので無く。
意図を持って創り出した作品って感じになっていく。
まぁどこまでいっても自己満足の世界ではある(笑)

この写真は、偶然見えたスカイツリー
ここからも見えるのね(?)的な感動。
曇天の朝だったのだがマンション周辺の色が何となく揃っていた。
不思議な雰囲気をホワイトバランスの変化でさらに強調してみた。

[俳句説明]
この句はともかく「曇天」という言葉を使いたかった。
「スカイツリー」って言葉はきっとNGワードだよなぁ・・・とか思い。
曇天の不思議な色合いの中に見えるスカイツリーを表現したかったのだけど。
ここからも見えるんだぁ!って気持ちも読み込みたかったけど。
彩られて無くても存在感はあるなぁ。って事も読み込みたかったけど。

相変わらず、けどけど俳句だな(笑)


[写真データ]
カメラ:RICOH GRDⅣ
絞り:1.9
シャッター速度:1/1620
WB:曇天
画像設定:ノーマル
露出補正:+1





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空蝉に光を通す力あり
うつせみにひかりをとおすちからあり

R0014385.JPG

秋になってこんな景色に出会ったのだけど。
「空蝉」って夏の季語なんだよねぇ。
こういう時ってどうすんだろうね?

季重なりでも本意がはっきりしていれば特に問題は無い。
ってな事がどこかのテキストに出ていたけど。
「鮮やかに秋の陽通す空蝉や」
とかやったら、どうなるんだろう?

というか、上の作品だと俳句が写真の単なる説明になってるな。
これはこれでダメだな。
ありゃりゃだ。

どんどん俳句の言葉が出なくなっている今日この頃。
まだスランプには早いぞ (^_^;)

[写真データ]
カメラ:RICOH GRDⅣ
絞り:1.9
シャッター速度:1/470
WB:オート
画像設定:ノーマル
露出補正:+0.7






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初秋の風少しだけ溶けていく
はつあきのかぜすこしだけとけていく

R0013701.JPG

フォト×俳句には、当たり前だけど写真がつくわけで。
俳句の教科書を読んでいると地名などに関しては「富士山」のごとく誰でも判るものはともかく。
そうでないものは初心者のうちは表現しない方が無難と書かれている。

俳句と違って写真は構図の関係で色々なものが写り込む。
例えば上の写真であれば「長喜園」というお店の名前が入ってしまった。
こちらとしては、店先のソフトクリームのディスプレーだけが欲しい訳だが。
構図の関係上写り込んでしまう。
かといってモザイクかけるのもどうかと思うのでそのままにした。

なので、この作品はどこにも応募出来なくてここが初出。
ブログだったら良いのかと聞かれるとそれも判らないけど。
ホントはお店の人に許可を取るべきなのかな?
だったらごめんなさい。
*関係者の方でこの写真が不都合であれば連絡下さい。早急に削除します。

森山大道さんの路上スナップなどを見ているとお店の看板等々ガンガンでてくる(笑)
あれって撮影許可貰っているのかな?
自分としては本当は人物とかも入れて日常の何気ない一コマを撮しそして俳句をつけたい。
人物に関しては今はかなりうるさいので面倒臭そうだから回避している。

カメラを持ってウロウロしていると変な人に見られちゃうかもだし。
女性なんかを勝手に撮したら痴漢とかに隠し撮りとか言われそう。
大道さんもどこかのインタビューで『・・最後はお姉ちゃんだよ・・』みたいな事を言ってたけど。
今は難しいんだろうなぁ(笑)

[俳句解説]
これを作ったのって立秋かその翌日くらいで、まだ日中は猛暑日だった。
夕方から夜にかけてロケハン(笑)
なんとなく風が緩んできたというか、季節が動いたような感じ。
そこに、このソフトクリームのディスプレーを発見。
なんとも面白い色・光。
『溶けていく』って言葉はこれにかけた。

今の自分としては結構気に入っている俳句の一つだけど。
果たして俳句としてての出来映えはどうなんだろ?
どこかに応募して当落が判れば一応の目安になるんだけど。
何処にも出してないと、今の自分にはそれさえも判らないな (^^ゞ

[写真データ]
カメラ:RICOH GRDⅣ
絞り:1.9
シャッター速度:1/20
WB:オート
画像設定:ノーマル
露出補正:-0.8






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歩めども巡り合えずに秋はじめ
あゆめどもめぐりあえずにあきはじめ

R0013696.JPG

今年の7月7日にフォト×俳句の教室に行ったときに中谷先生から教わった言葉。
「多作多捨」
ようするに、とにかく沢山作って沢山捨てろという意味。
これは、俳句も写真もどちらも同じようだ。

写真に関しては以前はフィルムで現像だったのが今はデジタル。
とにかく枚数を撮ればカメラの使い方やら構図やらは自ずと判る。
俳句も韻律だと諸々が数をこなしているうちに身についてくる。
私の好きな言葉の一つに「数は質を凌駕する」ってのがあるが、まさにそれ。

それにしても、駄句駄写のオンパレードがしばらくは続くのだろうか?(^^ゞ
俳句に関しては始めてから3年くらいは初心者と呼ばれる時期みたいで。
その間は千本のクック状態で作るのが良いとか。

単に五七五と並べればとりあえず良いのだろうけど。
この本を読むと、なんだか言葉が繋がらなくなってくる(泣)

俳句 (講談社学術文庫 (631))
阿部 ショウ人
講談社
1984-03


俳句四合目からの出発というタイトル。
これは富士山に登るのに裾野からよたよた行くのでなく車で四合目まで行って。
そこからおもむろに登山しましょうみたいな。

内容は、俳句初心者(裾野から三合目の人)の俳句NG集みたいなもの。
『・・カンナはいつも「燃え」、「一つ」だけ枝に残った柿はきまって「夕陽」に照らされ、妻は「若く」、母は「小さい」・・・・』
初心者が陥りそうな紋切り型の表現をバッタバッタと切り捨てていく。

これだけNG出されると、何を書いて良いのやら判らなくなってくる。
つまり自分はかなりの初心者だというわけで。
本の中で(p131)落第の代表作と指摘されているこの一句。
[秋の月を仰ぎ眺めて思い千々」

これなんて、自分が読んだら別に悪いところも無いような。
強いて言えば上五が6文字がいけない?くらい(^^;)
で、解説を読んでいくとなるほどなるほどと納得。
ちなみに上五字余りに関しての指摘はされてない。

自分がどれだけ初心者なのかを思い知らされる一冊。
とはいえ、作り続けなきゃ前にも上にも進めない。
3年くらい経った時にこのブログを自分で読み返して、一笑いする材料としよう。

[俳句解説]
なにか、良い写真や俳句の材料は無いものかと市内を徘徊(笑)
これといった出会いも無く、それでも何かをと思ってひねり出した一句。
こうして読むと確かに具象性はゼロだな (^^ゞ

[写真データ]
カメラ:RICOH GRDⅣ
絞り:1.9
シャッター速度:1/84
WB:オート
画像設定:ノーマル
露出補正:±0




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吾も亦紅なりとついと出で  (虚子)
われもまたくれないなりとついといで

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フォト俳句を始めて二ヶ月くらいの間に歳時記を5冊買った。
iPadやAndroidのアプリもインストールしてみた。
中でもこいつはボリュームといい価格といい破格の一冊だ。

日本の歳時記
宇多 喜代子
小学館
2012-01-25


最近は暇さえあれば、こいつをめくっているわけだが。
その中で吾亦紅が目に止まった。
歳時記の中で名句鑑賞というコラムがあって虚子のこの句が載っていた。

「吾亦紅」を「われもまたくれない」と読み下した面白さだと解説されている。
こういう言葉遊び的なのも俳句で有りかぁ・・と妙に感心。

そういえば、

第4回フォト×俳句全国選手権では公募の部に二部門が設けられていた。
一つは自由題でもう一つは
一茶生誕250年記念の部だ。
一茶の俳句に自分の写真を合わせるプロセスが案外楽しかった。
どれも落選してしまったけど、それはそれとして(笑)

で、歳時記に載ってる名句に自分の写真を充てていくのもフォト俳句の練習にはなりそうかと考えてのこの写真だ。
フォト俳句に関しては中谷先生が俳句と写真の付かず離れずの関係を意識するようにと言われている。
この付かず離れずが非常に難しくもあり醍醐味でもある。

吾亦紅を謳った句に吾亦紅の写真は付きすぎなんだろうなぁ・・・
とも思うが。
虚子が「われもまたくれない」と詠んでいるので、あえてのこの写真とかも有りか?
などと思ったり(笑)


[写真データ]
カメラ:RICOH GRDⅣ
絞り:1.9
シャッター速度:1/2000
WB:オート
画像設定:ノーマル
露出補正:+0.7






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